雲が揺れ惑っている 揺蕩っている 私の心ごと乗せてく いつになったって 変わりのない あの光の 方へ 朝に起こされては今日を生きる 夢の続きはもう見れない ヒールはまだ脱げないまま 走ってゆく 耳を塞いだこの曲にも 本当はもう飽きてしまったけど 街で流れていた頃の 空は綺麗だった 誤魔化しているの 目を背けたの ふらふら歩いてここまで来たの そんな私で 良かったはずでしょ いつからこんなに迷っていたの 夜にうなされては明日を生きる 辛うじて唾を飲み込んだ 何不自由ない毎日 引きずってく 未来の終点はどこらへんかな 足跡さえ見つからずに 力強く さぁ踏みつけてよ 私を導いて 誤魔化しているの 目を背けたの ふらふら歩いてここまで来たの 嫌になる程 覚えているでしょ 届かないと投げつけた空へ 喧噪の中 立ち止まっていた 私に誰が気づけるの 傷付いて良い理由なんて 持っていないはず 誰でもない 私なんだ 私にしか 見つけられないモノだ 何色に 見えただろう 誤魔化しているの 目を背けたの ふらふら歩いてここまで来たの そんな私の ままで生きたって 心から笑える日は来るの? 踏み出せるなら 投げ出せるなら 景色が違って見えたのなら 人にぶつかって転ぶくらいなんだ そのまま裸足になって 駆け出してしまえよ