雨が降る 街を傘に隠れて 人ごみの中を すり抜けてく 肩と肩さえ 触れる事も無く 僕らは 共に生きている 水たまりに写る姿を 僕は、ただただと 眺めていた 東京に 僕らが 探しに来た物の 答えは見つからぬまま 時は流れ この雨 全てを 洗い流すように 僕らは何かを忘れて 何かにまた出逢ってく 雨はいつも 時を洗い流し 渇いた街すら 潤してくれる そしてまた 時は進み始める 何かを 探し始める そうやって紡ぎ生きてゆく それを希望と 呼ぶのだろう 東京に 虹がかかる頃には 僕らは その虹の下 笑い合おう この雨 全てを 洗い流すだろう 僕らの頬につたう汗が 喜びの涙に変わる頃 この声は君の元に届いていますか? ねえ君の その声も 聞かせて下さい アスファルト 水たまりに写し出された 君は君 僕は僕 方法は違うだろう 東京に 虹がかかる頃には 僕らは その虹の下 笑い合おう この雨 全てを 洗い流すだろう 僕らの頬につたう汗が 喜びの涙に変わる頃 東京に 僕らが 探しに来た物の 答えは見つからぬまま 時は流れ この雨 全てを 洗い流すように 僕らは何かを忘れて 何かにまた出逢ってく