どうせ叶わない恋ならなおさら 上手な愛し方 他にあるのに 窓に置いた本がはらり 風に頁めくられ 月にあらわ晒されてる 救いのない最後の場面 いつでも優しい君に会いたい 「気の合う友達」 君が言うならそれで 無邪気に惹かれ騒ぐ僕の 心を憎めばいいんだろう 好きになりたくなかった 暗い部屋の隅 ぼんやり光る 液晶に浮ぶ 君のアドレス 夜更け過ぎに話すほどの 特別な話題など 昨日までも今日からも 僕には思いつけないで 泣きたくなれば君を想う 君を想ったらまた泣けてしまうから 切ない記憶ひとつひとつ 白くて冷たい吐息に消して 何も最初からなかった <♪> 誰もが君の笑顔見つめ 僕だけうつむき君の スニーカー見つめる それでもそばにいられるなら 微妙な距離さえ愛おしくて いつでも優しい君に会いたい 「気の合う友達」 君が言うならそれで 無邪気に惹かれ騒ぐ僕の 心を憎めばいいんだろう 好きになりたくなかった