心配性なあたしをなだめるため あなたがついた小さな嘘 いつもと同じ優しい指の先が 今日はひどく熱い 二人選んだカーテンの色が 鮮やかな日 連れてきても あなたがついた小さな嘘が 胸の奥 染みになって消えないの 本当のこと教えてくれていたなら あたし、あなたのことを許せたの 角砂糖が一つか、二つだったか それくらいの違いだった 隠す手のひら 見たがるあたしのこと 抱きしめごまかした 不安に揺れた心伏せて 繕うように笑ったけど たった一度の小さな嘘で 全てが信じられなくなるの こんなにもあたし、臆病者になるほど あなたを失うことを恐れたの たった一度の小さな嘘で 全てが信じられなくなるの こんなにもあたし 冷たくなっていた手で あなたを掴んでいたの? あなたがついた小さな嘘が 胸の奥 染みになって消えないの 本当のこと 教えてくれていたなら あたし、あなたのことを許せたの