意味ない笑み浮かべて 並んだ からっぽの店の前に いつまでも続く同じ景色に 惚けて言った 君じゃない君はどこ? いつから今は今なんだ? 今何時? まだ8時 ならばまだ行けるね 付き合いねぇ ねぇ 暇ならば 瓶が底をつくまで 帰れない 真鴨通り 戻るなら あの場所へ またとない 幸せの 幻が 目の前に 地味な暮らしにもほとほと飽きた でも本当はそれほど嫌じゃない まだ行ける もう駄目だ ここが戦国の世ならば さよならさ なよなよすんなよ 夜な夜な読んだ ノルウェイの森ならば 守りに入る修羅場 まばたきするならば CMの間 油断も隙もありゃしない 帰れない 魔が戻り 踊るなら あの場所で またとない 幸せの 面影が 目の裏に 帰れない 真鴨通り 戻るなら あの場所へ またとない 幸せの 幻が 目の前に