熱り冷ますように 乾いた風 髪を揺らして いつしか抱いた淡い期待は 未だのらりくらりして 「僕等いつも通り、 変わんないよね」 悪い癖でまた寂しさを前借りして ゆらゆら揺らぐ 一番嫌いな季節だったのに ああ、名残惜しいんだ ねえ、まだ朱に染めないでいて 「じゃあ、また来週」って 先の予定が糧になっていた 撮り溜めた写真も想いも 整理する間も無く溢れて ねえ、また来年も 海にだって花火だって見に行こう いつまでも先の話をしたい 続きを見たいよ Nanana… いつかの海岸通り ぬるい夜風 耳を澄まして 寄せては返す波音の中 永遠だと思った 夢が覚めるように終わんないよね 忘れないでいて 寂しさに火を灯して ゆらゆら揺らぐ 一番嫌いな季節だったのに ああ、名残惜しいんだ ねえ、まだ朱に染めないでいて 「じゃあ、また来週」って 先の予定が過去になっていった 気づけば日の入りが早くて 訳もなく涙が溢れて ねえ、また来年も ふざけ合って 笑い合っていたいから いつまでも先の話をしたい 続きを見たいよ 「じゃあ、また来週」って 先の予定が糧になっていた 撮り溜めた写真も想いも 整理する間も無く溢れて ねえ、また来年も 海にだって花火だって見に行こう いつまでも先の話をしたい 続きを見たいんだ いつまでも覚めない夢を見たい 隣にいたいよ Nanana…