右向け右は大きらい ただ立ち止まる 今日もひとりぼっち つま先はいつもそっぽ 向いてるけれど 逃げるくらいなら 笑ってたいの 色づいてく風 染まれない日々 寄り道しない秒針が 早足で進めとうるさいの 大人になってく時間も カイジュウたちのないしょ話も 知らなかったぬくもりも 言えなかったありがとうも 手をふって 遠く見送って 読んでくれたやさしい物語 キラキラと輝いていたんだ 小鳥とおしゃべりして うさぎとジャンプして あの世界で 君に会いたいよ 落ちる ティアドロップ・シロップ みんな同じじゃないみたい 目が合っては そらされ慣れて 何のために明日はくるの? 戻せなかった時間も カイジュウたちが溶けてく夜も 雑にしか癒せない傷跡も 守れなかった約束も すり抜けて 消されていく 君の夢を聞いた夜 こころに花火が 咲いたみたいだったよ つま先を合わせていたのなら 君の手を取っていたのなら 大人になってく時間も カイジュウたちのないしょ話も 知らなかったぬくもりも 言えなかったありがとうも 手をふって 遠く見送って またあした おやすみ
