嘘

歌詞

夕凪に私は生まれ、 偶然に君と出会った 言葉にならない思いを抱いて 私もきっと透明だった さよなら遠い日の歌よ 今はもう聴こえないけど 息をするたびに痛む 傷は自分でついた嘘の跡 本当の言葉を隠して 今日もまた君を騙した 朝も夜もこの声も全部 君のためについた嘘だったんだ 誰よりも自分が嫌いで 私は私を殺した あなたの命をください 眠れずに記憶を辿り 愛される日を願った 人は皆孤独に怯え さんざめく日々が煩い 私には綺麗すぎる あなたの瞳が怖くて 祈りにもならない声 静寂を切り裂いたサイレンの音 朧げな命拭って 光すら疎ましかった 今が過ぎて明日が生まれ その事実に取り残されたまま 全てが消え失った時 世界は何を写すだろう あなたの見てた日々は どんな色をしていたの 全部私がついた嘘のせいだ そんなのわかってたんでしょ 朝も夜もこの声も全部 君のためについた嘘だったんだ 誰よりも自分が嫌いで 私は私を殺した あなたの命をください