家に帰るあの部屋へと 真っ白なワンルーム 二人の居場所 散らかったままで 今朝の慌ただしさも なんだか愛しくて ふいに笑った 少しお洒落して、君と出掛ける 高級なレストランじゃなくて 良いから 君の笑顔がすぐ目の前にあって そんなちょっぴりの幸せがいい 言葉に出した未来が 現実になればいい そんな魔法が使えたらいいのにね 当たり前の日常こんなに かけがえのないもの 君が作った手料理の数々 手の込んだやつも良い 映えるやつだって良い だけど僕には 具沢山のカレーで 僕だけが知ってる 君を見たい 言葉に出した未来が現実になっても 君の隣には僕がいたいからさ 僕の隣は君だけだって 決め込んでいるんだ 気持ち伝えたのは僕からだった キスをしたのは君からだったね 帰り道他愛のない話沢山 「あなたのかっこ悪いとこも 私好きだよ」 と言ってくれた 言葉に出した未来が 現実になればいいと 肩寄せる二人だけの空間にはさ 他の何にも要らないから ずっとこのままでいよう このままで 家に帰るあの部屋へと 真っ暗なワンルーム 君の寝顔 絶やさぬように