「もし誰か他の人と 結ばれたとしても、 一年に一度は旅行に行こう」 って言っていた 君の事を ずっと想って 歌っているから だからさ、側に居て 今すぐに 首筋の合図が痛む その時 見つめ合って 笑みを浮かべていた 騙し合いそれでも バレなきゃいいと 思っていた 「嘘は墓場まで持って行って」 思ってもいない様な 恋をして 怒っても 何も変わらないこと 「嫉妬ばかりでごめんなさい」 疲れた、もう疲れた この日々には 君がいつでも側に居れば それで良かったはずなのに 何故だろう どっか行った もうどっか行ってさ だから明日を見上げる 死ぬ前に ネットフリックスで 動画を選んでいるみたい 誰でも彼でも マイリストへ入れた なりふり構わないと 誰にも構われない そんな風な僕だから 君を失った どこかでこの恋に きっと終わりが来ること 分かっていても 信じていたい 永遠とやらに 縋っていたいの 二人がすれ違っても 会えない日々だけは 誰と居ても君だけを LINEのお気に入りだけは 譲れないんだ 君からの連絡を 待っている 約束の一年が もう過ぎている 鳴り響く電話のベル 初期のままのアイコン 懐かしい声がしていた 「旅行に行こう」 一言では表せない ねえ、 君と僕の物語を ねえ、 此処に書き留めていたい ねえ、 口絵は君に描いてほしい ねえ、 とびきり幸せな二人を