さる春の日に案じ惚《ほ》る 蒲公英《ほこうえい》は 子の毒性を摘めぬまま遠くへ 迂闊にも流謫と処す骨肉の不縁 錯覚に過ぎなかった贔屓の引き 倒しは 日ごと剥げ落ち貝のように黙り かくて固陋の子供は操《みさお》を 立てし 常に親の死に目に子は遅し 夢に呼ばれた父祖の詰りは苦し 暮《くれ》未《ま》だきに愚息は 向かう東へ 既に刮がれ亡くした 垂乳根《たらちね》 今や土の触れも知らぬ déraciné ああ後裔どもはこの様《ざま》かだ らしねえ なべて昼はこともなし 出来損ねた子供たちが 膝を擦り剥く午後三時 甘やかすなよご老体 何故ならこれは好機なのだ あの餓鬼どもが咲くべくの土壇場 種は落ちて砕ける運命《さだめ》 もはや己でない者がため 種は落ちて砕ける運命《さだめ》 成り余って影さえ留めず 食《は》んで吐くまでの間が短く 爛《らん》と憺《たん》の別も履き 違える 胆《たん》の汁《じゅう》も 尽きてついに泣き出す 蒼古の智慧も温めず失くす 拠《よ》ん所《どころ》なく 途方に暮れて lapse コールドターキーに慄える8月 貧しく貧しく貧しくなって まだ他人の所為にしたい後裔 いつになれば認めるんだろうね 全部自分らの手で狩って 売って 吸って炊いて夢中んなって ついに 草の根も腐ったってことをね Gostoso (rojo)早造 红枣 All on bord (loco)mote創業 漫ろ行 後顧の恨 掃討もうgone 御厚労を論功 幼少の頃もう草廬《そうろ》を 遁逃《とんちょう》 草莽を彷徨 操觚《そうこ》の子 今と古の語を交合 御供御《おこご》を共食 老境の陽光も蹌踉《よろぼ》う