あなたが落とした影の中で生きてる また 夜になれば 逃げ場の無い夢を見てる 残した朝食を片す時だけ あたしは 悪者になれる あなたが最後に残していったものは 使う宛てのない 灰皿 あのね、あたし 恋に落ちた その時から ひとりぼっちで歩くなんて 出来なかったの だけど あたしたちは 恋に落ちた その時から ひとりぼっちで 歩かないと いけなかったんだ 答えは風の中 攫って こんな 馬鹿なあたしだって ずっと 笑っていたいの 何もいらないさ 枯らすならば 花など 一生 もう一生 飾らないでよ 寂しさにも 匂いがあるとしたら むせ返る この白い煙は それに似てるんだろう あのね、あたし 思い出した 本当はさ これっぽっちも 強くなんてなかったの だけど あなたは 歩き出した その時から あたしの知らない人に なってくんだろう ああ 答えは風の中 攫って こんな 馬鹿なあたしだって ずっと 笑っていたいの 何もいらないさ 枯らすならば 花など 一生 もう一生 飾らないでよ 答えは風の中