悪趣味な 色を纏う 額縁に飾った 利己の証 あぁ 色めき立つ 母のいぬ間に 咲いた花は五月雨に舞い 堕ちた雲雀に 手向けた形のない 軻遇突智に祈る 私は土に還る ヘリオス ヘリオス あぁ 色褪せた 母のいぬ間に 枯れた花は氷雨に打たれ 焚べた心が 小さく爆ぜて消える ヘリオス 堕ちた雲雀に 手向けた形のない 軻遇突智に祈る 私は土に還る 暇もなく笑い恨み募り 思い焦がれすれ違って 体だけの愛で繋ぎ 限られた命をすり減らして 語り継がれてゆく者よ どうか知らぬ場所で果てて 私と燃えるものたちが 意味をなし生まれ変わる時まで ヘリオス ヘリオス