見上げれば空 澄み切って 誰も知らない 街に1人 揺れる水面は 星屑のように煌めいて 甘い香りの 空気に身を任せる 何かに追われる 毎日を抜けて 大事な物は何か 見つめ直す 明日が来るのが 楽しみと思える そんな日々を幸せと 呼ぶのでしょう? ゆったりと流れる 時間の運河を あなたと共に 揺蕩い続けたい 月光のような透明 その水の中で くすんだ心さえも また、 眩しい白に変えて 微かに溢れる 弱音をかき消して 水音、どこかの家の 笑い声も まばゆい世界の 私とは違う世界の 出来事のようで 少し胸が痛む まったりと暮れてく 夕日の狭間で あなたが眺める その目に映りたい 幻燈のような終焉 その光の中で 沈んだ瞳さえも また、真っ直ぐに ゆったりと流れる 時間の運河を あなたと共に 揺蕩い続けたい 月光のような透明 その水の中で くすんだ心さえも また、眩しい白に変えて 白に変えて