遠い世界に落ちた雷 昔の話はもうやめよう 手のひらの道なぞる指先 頭の中の声が静まるのを待った 無理して笑うから 乾いた喉が痛い もどかしいニュースはまるで 僕の映し鏡だ 君の歌う声 何かを知って悲しい青に染まった 僕はただ 温もりを知らないままでいたかった 本当は誰よりも 君のそばにいたいのに 目覚めるたびに待っていたように 鉛のような幕が降りる そんな日々がこれからずっと 続くことが当たり前な気がしていた 好きだと思っていた 全てに吐き気がして 慣れてるはずなのに 今更泣きたくはない 君の笑う声 春風に舞って淡く空に染まった 僕はただ 安らぎを知らないままでいたかった 本当は君を失うことが 怖かったんだ 愛しているよ 何も分からないまま 声を出して 愛を叫べたらいいのに 本当の想いは いつも全てを奪うから 君の歌う声 何かを知って悲しい青に染まった 僕はただ 温もりを知らないままでいたかった 本当は誰よりも 君のそばにいたいのに