四季を感じるようになったのは 過ぎ行く日々の背中を見てるからで かけぬけた日々を思い出す ああ今は止まっているのか 柔らかい風と花の香り 桜並木はこんなにも綺麗だったか うつむき水を避け歩く時期 こんなにも長かったか 網戸越し 鈴虫 揺れる木々 響く旋律こんなにも美しかったか 明け方 5 時に見えたあの星は 夜更かしせずに見えるようになった 電車の中でイヤホンをしても 聞かなくなった歌が増えたな 否定されてるような気がしたら レールの軋む音の方が 心地よくなってしまった ああ 嫌になるな どの歌も 逆接からの君の主張 押し付けてくるね ロックスター ああ 立ち止まる日もあるだろう なっていいんだ傍観者 進めない日々も肯定したいんだ 四季を感じるようになったのは 過ぎ行く日々の背中を見てるからで 立ち止まって見えた景色は 広く晴れた秋の空