おとぎの世界迷い込んだみたい 三 日月に座りながら 遠くで流れる時間(とき)の音色から 二人取り残されるの 波音だけ響いてる 水平線もぼやけ た夜に 言葉もなく ただ手と手重ねて あ なたといま二人きり 波間に揺れる星たち たゆたう月 そう今夜 そっと永遠(とわ)の夢に 漂うの 止まった時計埋(うず)めて 変わら ぬ愛を紡ごう 朝が来ないこの夜に想(おも)う 空を映し出す海のようにいつも あ なたを映していたい 雨も青空も 星と月の夜(よ)も お なじ色に染まりたい 砂に埋(うず)めた時計が もし何時 かまた動き出しても 忘れたくない 変わらずにいたい やさしさを分かち合うの 輝く月に腰掛け 並んだ影 そう今 夜 そっと永遠(とわ)の夢に漂うの 流れる星を掴まえ 笑った顔 願い は口にしなくたってわかる 止まった時計埋(うず)めて 変わら ぬ愛を紡ごう 朝が来ないこの夜に想(おも)う 今夜願う 何時もあなたと 笑って いたい ずっと…