焼跡の灰の中から 強く高く飛び立った 落ちてゆく夕日めがけ 西の空を見上げて 飢えを枕に 敗北をバネに 風向きを道しるべに 駆け抜けて来た 過ぎ去った昔の事と 子供達に 何ひとつ伝えずに この国 何を学んできたのだろう 飽和した都会 集う家は遠く ブラウン管の前でしか笑わぬ子供 老いてゆく 孤独の影に脅え明日に目を伏せて 踊るだけBeatに委ね バリーライトの海で 何を支えに 何を誇りに 走り続けて行こう You just believe in money 焼跡の灰の中から 強く高く飛び立った 1945年打ちのめされ砕けた心のまま 1945年焼跡から遠く飛び立った今