遠回りで掴んだ手 記憶を遡(のぼ)っていく 話している安堵に 不安を憶えた 外回り巡る 環状線 終電駆け込んだ 離す時に全部の 不安が消えていった 振り回し、歪んだ自分 アイデンティティ繋いでいる。 自分が持つ幸せが 僕らを錆び付ける 喪わぬように 手を握って 夕立避け、 向かいあって 季節の風を待つ。 汽笛(ふえ)の鳴る方へ 呼ぶ声は大きく 誰かを探しながら 遠く流れても そこが人の在処 時間じゃないものがある oh oh 意味の無い、 時間(とき)を越え、ゆく 舟、目指す方へ 道筋は細く 中身の弱い僕 風に流れてゆこう 今は急がずに 1人じゃない、此処がある。 oh oh 意味の無い、時間(とき)を 過ごして