別れた後で短くしたの 君は前髪を少し手でといた あなたよりもかまってくれるひとよ ふざけて唇とがらす 幸せになることを願って 選んだ別れなのに 穏やかに笑う君を 憎みそうになるのは何故? 他の誰かの腕のなかで 君は綺麗に泳いでる カルキの水が苦しくて 僕は駄目になってく 意味もなく他人同志の顔で 行き交う人たちと僕らを 映し出してるウインドウはまるで 夕暮れの水族館 ここでまた二人が出会ったのは 思い出辿ったのではなく 本当の偶然だよね 今は彼だけ愛しているはず 他の誰かの腕の中は 光の届く浅い海 僕といるよりもっともっと 綺麗な色を見せるのか 他の誰かの腕のなかで 君は綺麗に泳いでる カルキの水が苦しくて 僕は駄目になってく