夜の背中を流れる ヘッドライトの河 ブラインドを渡るのは 夜間飛行 窓を強くうつ雨と 週末の約束が 流れて行くのを二人で見ていた 何も言わないで 君の息がこのまま 雨の音と僕に そっと 溶けるまで 君を抱いたら 時をいつもより早く進ませても 止めることはできない 夢を追うのにつかれて くじけそうになった時 視線をゆるめたら いつも側にいて 何度も悲し別れを くり返してきたのが 君に会うためならそれもわるくない 今も覚えてる 君を初めて見た時 季節が僕の所へ 鮮やかに戻った この街以外の どこで暮らしていても 君のことを僕は探していたよ 僕が素敵だと思うこと全部 あせらずに でもすぐに 見せたい 聴かせたい 君を抱いたら 時をいつもより早く進ませても 止めることはできない 君を抱いたら 時をいつもより早く進ませても 止めることはできない