切れた糸 弛んだところから 綻びが生まれていく 心臓に帯びた熱が新しい歌になった 有象無象の共感の中 知らない言葉で語られても 君の態度は変わらないの? 暗い道で光った純情 僕達はずっと風の中で 君の声を探しているんだ 息をしないで楽になった 君の体温だけが残響 名前の無い歌にはなんという 名前をつけたらいいんだろう はみ出さないように生きるのは とても難しいことなんでしょう 顔も知らない誰かの為に この歌を書いたわけじゃないわ いっそ汚い言葉で蔑んでよ もっと掠れた言葉で 僕達がずっと待ち焦がれて たどり着いた答えだけが 音に乗って空に溶けた 孤独は置き去りのままで 言葉が君の言葉が 思考回路が熱を持って 君はもう眠ってしまった 僕達はずっと風の中で 君の声を探しているんだ 息をしないで楽になった 君の体温だけが衝動