一度見透かされたくらいなんだって 粒立てるのを気付けるまで 知らない手がよそへ引っ張っていく くるめく不思議な力さ それ以来っていうもの 写し物の町で暮らしている気分さ 似てるけど違うところなんて 探すのはやめにして ここへおいでよ 今はこれでさ 襟を正すのは虚勢じゃなくて すんでのところでだめになって ああもう仕方がないね ただただ不便なめまいさ だいたい知っているのは 見ているだけじゃわからないことっ てだけさ 似てるけど違うところなんて 変わるからやめにして ここへおいでよ どこへいくのさ 瞬く翼は濡れて