部屋にこもってギターをかき鳴らす うちに3月が過ぎていく 僕に足りないものは 真っ赤な熱と幸せについて 目と目の隅で取り憑いて残る たまにはフォークソングも 歌いたいな 煮えきらなさに拍車がかかる 気にもとめなかった隔たりは 大きくなってもやがかかった 夕方月に飛びついてみたい しゃきっとしようとシャワーを 浴びる 僕らの太陽 バレちゃう嘘はつかないで 弱い光線をみて 昼間の熱が部屋にこもって 気付かぬふりもできないと思う 春霞がかかり 合図を待つふりをして 段々と炭酸が抜けていくように僕は もう淡々としていられなくなったの だ