からきし駄目なピアノに 一人きり向かいながら紡いだメロ デイ 10年ぶりに出会った君が 記憶を縁取るように口ずさんだ あれからいくつもの想いつかまえて は歌ってきたよ そしていまでも あの日あの時代に 君がいてくれたから 僕は今の僕になれたんだ ときに うつむきながら 君と歩いた道に いつもいつも あの太陽は燃えていた 何のために歌うのか 誰のために歌うのか 答えはなくて なにもかもばかげて見えて 閉じかけたドアのすき間に光が見 えた 泣く事しかできない震える小さな命 今度は僕が照らしてあげよう 何も間違わないで ここまで来れたならば 君の笑顔にさえ会えなかったね 別れそして出会いを 涙に映しながら きっと少しずつ 優しくなれた僕がいる ここからの未来を 果てなくつづく旅を 君ともう一度歩きはじめよう ときに つまずきながら 立ち止まる日が来ても いつもいつも あの太陽は燃えている あの太陽は燃えている