あぁもうなんか疲れちゃったな。 今日を少しだけ生きたら 辞めちゃおっかな。 だけどあぁそれもなんか 疲れちゃいそうだしな。 いっせーのーせで 今から降りようか。 じゃあね あぁもう これで何回目だっけな。 無邪気に生きられる あの子が妬ましいな。 僕も歩き方は覚えたはずなのに 一歩も踏み出せやしない弱虫さ。 だから 何もかも中途半端な日々は 陽が昇る前に棄てちゃいたいな。 明日の僕が 後ろ指を指すんだ。 「しあわせ」の使い方も分からずに 一方通行 戻れない毎日 いつだ僕らが野放しになった日 誰も聞こえやしないモノローグに …あぁ最後すらないし 思い返せば白地図で笑えるな。 いつか僕ら昨日に戻れたら きっと明日を願わずに済むから 「幸せ」って言葉を 掴めかけたかな。 最期をずっと僕は描いてる。 迷子の途中夢は薄れて 芝居の書き出しをあぁもう 忘れてる。 最期をずっと僕は描いてる。 迷子の中も夢追いかけてる。 最初の詩をもう一度書いてる。 帰途忘れてもいい様に いつだ僕ら 迷わなくなった日 夢の続きが見られなくなった日 信号は押しボタンで 明日からは違う人生で孵るから。 無理に終わらせなくてもいいから。 無理にマルもつけないでいいから いつか僕らあの頃に戻れたら 今と違う帰途選んでさ あぁここは何処だって 迷える今日に縋って笑ってたい 一歩僕ら昨日を歩いたら 一歩僕ら明日に近づけたら 「幸せ」って言葉を捕まえたかな