流れる時間を置いて僕ら今 使い古した 希望を持ってさ さよなら 淡い日々は残さないように 僕らはこのまま このまま テールライトに目を覚ます 軋む車輪は悲鳴が走っている 振り返れば続く無人駅 最終列車 ここは終点、僕は憶えてる 夢の続きがここに残ってる 想い描いたユートピアまで もうすぐさ 「聖なる夜に祈りを捧げて」 とうにそんな歌は死んじゃって 声にならないこの感情じゃ こんな世界の隅っこじゃ 聞こえないね 「だから夢の中へ連れ出して 夜を走る列車に乗ろう 君となら何処へでも行けるから、 もう二度と独りでさよならの選択を 選ばない為に僕らは、」 憂鬱、日々。左様なら、 深夜零時の列車 君とまた二人でさ ほら何処へでも 行けそうじゃないかい? 今夜は時間を忘れて往こうか 大丈夫笑えるから 君はまだ大丈夫 この星と比べて観てみなよ 悩みなんてただの ミニゲームだよ、ね? 空登る車窓から見た僕らは フライバイ バイ そう、今落下して 吐き出した言葉達が 宇宙を舞っていた あの日と君を夢中に待っていた 夜は君と僕だけの秘密基地だ 僕らまだ明けない夜に向かって 走った 空翔ける列車 まるでグライダー あなたが持つ憂鬱が 乗車券の代わりです 深夜零時の列車 君とまた二人でさ 何処までも行けそうじゃないかい? 今夜も時間を忘れて往こうか 大丈夫笑えるから、君はもう大丈夫 夢から覚めたら消えちゃうよ 僕らずっと一緒にいられるよ、ね いつかまた二人でさ 今夜は空でも飛ぼうか って笑うその日までにさ 笑顔の切符を集めようか