ひと冬くらした 古びたアパート 電車の窓から 見えかくれ しあわせだったと 他人に話せる おれのおもいで 見えかくれ あついシャワーを あびたあと 抱いたらかすかに ふるえていたね おまえの おまえの 細いえりあしに 匂ったシャボンが あゝゝ懐かしすぎるのさ おまえも持ってる えび茶のセーター 今でも時々 はおるのさ 心の寒さが 春だと言うのに 遠いおもいで 近くする 旅に出たくて 無理矢理に 別れたあの日は 帰りはしない 男の 男の わるいわがままに 泣いてたおまえを あゝゝ今では探してる どんな暮しを してるのか 噂もきけない 他人の街さ おまえの おまえの どんな願いでも 叶えてやりたい あゝゝおもいで抱きしめて
