朝の光浴びて、 今日は何処まで行こうか? 庭で揺れる洗濯物が 生活感をそそのかした 過ぎる季節の匂いが こびりついた部屋と 山になった小説に 愛おしさを感じてたんだ 永遠なんて何処にもないのは 分かっている 散々と生き急げるこの今を 2人でいたいよ 何もない日々が 愛おしくて仕方ないのは、 きっと運命の仕業じゃなくて 昼と夜の隙間、混ざった空が 綺麗だと思えるように 僕らが生きてきた証だ いつかの感情、いつかの光景と、 不確かな日々の序章 何一つも捨てられないままで、 手探りで生きたでしょう 雨が降って、風が吹いて、 それでも歩き続けてたでしょう だからきっと、 僕ら今日を笑えるんだ 何もない日々が、 愛おしくて仕方ないのだ 何もない日々が 愛おしくて仕方ないのは、 きっと運命の仕業じゃなくて 消してしまいたい夜や、 曲がった過去を それすらも愛せるように 僕らが生きている証だ