君にとって遠く 僕にとって早く 時間の流れは止まらなくて 君が母さんに買った 軒下のつりしのぶ 今年は花が咲きました 朝露を蹴飛ばして 手を繋いだあの頃 僕は永遠を信じた 口をへの字に曲げて せっかちに見えるのは もうすぐ永遠が終わるから 一緒に住もうなんて 言うつもりはないけど 良く食べて良く寝て 仲良くやって下さい それが僕の幸せなんだと 信じているから 共に生きようなんて 共に元気ならばなんて 出来ないのが世代かもね 記憶にしまい込んだ アルバムを引っ張り出して 膝の上でページをめくろう あの頃の君はとても幼くて あの頃の僕はとても働き盛りで 手を引くのが逆になったのかな 今は僕が子供のようだね 一緒に住もうなんて 言うつもりはないけど 良く食べて良く寝て 仲良くやって下さい それが僕の幸せなんだと 信じているから