探していた最後のページは 切れ端だって目に映らない 照らしていた明日に向かう月 まだ、まだ消せない 長い指で編む光の線 空に描く星詠むホロスコープ 靄がかかる 喉の奥のとこ まだ、まだ消せない 流れ雲ひとつ、影落として 今よりもっと ずっと先の事だって話したいけど、 この想いは もういっそこのまま 風に飛ばされて見つけないでいて 君の言葉も、星降る夜も、 約束も、その続きも。 憶えていたいんだ 帰り道で差す1つの傘 声が揺れる 雨音、ペトリコール 左側の優しさの温度 もう、もう消せないんだ 君への想いで 苦しい夜は 瞼の裏に咲くいつかのスターマイン 言葉の雨も 月夜の風も 幸せも その痛みも。 分かってるよ 理屈じゃないなんて事 君がいる世界だったら 間違いでも良いと思ってしまうんだ 願っていよう 星が東に落ちても また君を想っていようって あぁ、どうか 届いて欲しくて 夏の終わりで 覚める蝶の夢 言い足りない事ばかりだ 忘れる前に この想いは もうずっとこのまま 風に飛ばされて 消えてしまわないように 君の言葉も、星降る夜も、 約束も、その続きも。 憶えていたいんだ