特殊な夏

歌詞

自転車乗って街を駆け回った 遥か遠くの夏 すべてがキラキラ眩しく輝く 水玉だった事思い出す 田んぼ道 都市の緑地 いつでもどこでも散歩道 蝉の声とうろ覚え 混ざり合い 良い匂いのメモリーズ 日々は過ぎ 四季めぐり ゆらめく大地 街は夏 同じ空気 同じ数値 ただ俺の調子が違う 相当厳しい暑さ、日差しは 全然大丈夫 あの憎たらしい奴等、眼差しは 経験ない豪雨 響き渡る 断末魔 白飛びする 真夏だ 心の大爆発が 空一面 散らばった 白い部屋 オルゴール 気色悪い天使たち 傷口に 名付けられた あの夏は嫌だった 仕事抜けて時を忘れ街に出た 苦しい動悸と同じ速さで歩いた めまいで参ってしまって うずくまる道端 暗い脳内を太陽に焼いて欲しかった 白い部屋 向かい合わせ 疑わしい神様と いつまでも このままで? それだけは嫌だった 四六時中囚われてる思考 黒い虫に巣食われてる脳 異常に沸く暴力傾向 なす術なく眺める俺の異様 突然フラッシュバック脳裏に上司 責任放棄とあの眼差し 俺は止めどなく顔を殴打し 不思議そうにそれを見てる幼児 こんなの嫌だ俺はただ この子の父親でいたい 強い想い沸き起こり あの白い部屋から抜け出した 心を拡張して全てを飲み込む 何事もないような顔 今日も目の前 絶対許さないけどさ 最近元気そうだって? すげえだろ 毎日戦い続けてんだ 今も 何もしなくても 朝はやって来る それじゃまだ 闇に包まれたままだ 研ぎ澄ませたやさしさ 懐に 切り開け 澄み切った眼差しで