背中向けたあなたのことを 呼び止めた後で首を振ったわ 焼けた胸の金の鎖が 陽射し弾くたび心が黙る 他に好きなひとできたことは 知っていたのに 涙うかべて苦笑いする 誠実なひとね あぁ そんなあなたが大好きだから 嘘を通してサヨナラきくわね <♪> 振られたのが少し嬉しい 罰を受けたいの 強がりじゃなく 自分がいまとても嫌いよ 一度だけじゃない裏切り隠す 淋しさの河を渡る青い帆船たちよ 心はみんな別々なのね たとえ愛しても あぁ あなたの胸の私も幻(こと) 大事にしたいの 夏に封印(とじこ)めて 涙うかべて苦笑いする 誠実なひとね あぁ そんなあなたに愛させたこと 心の中であやまっているわ