「まだ尖っていた頃」 まさかのフレーズ 口にしちゃう日が来ると 思うはずもないよね そう吹き散らす先輩が 嫌いだったから 例えばの話として いくら歳を重ねたとして 「夢しかないだろ」 と言い切りたいだけだったろう 今僕は 明後日のこともわかんないでいるよ 何かが終わった気がした わかっていることといえば 真夏の高速道路の向こう駆け 抜けたから 僕ら今ここで歌っている 全ては繋がっていた あの日からずっと 起き上がれないような憂鬱な日も ただ集まって音を交わせば 悪くないと思えた そんな時間がこの世界線守って 来たんだな 展望なんてなくて あるのはヤワな自信くらいで それでも「明日も征こう」 と思えていた 不思議と 今僕は 明後日のこともわかんないでいるよ 何かが終わった気がした わかっていることといえば 真夏の高速道路の向こう駆け 抜けたから 僕ら今ここで歌っている 無駄なことなんてない、 そう言い聞かせて 僕らのドラマに再放送はないよ 筋書きのない舞台で磨き合った 即興劇 形はまた変わり続けるだろう 終わらない歌ってなんだ? まだ探してる 今僕は 明後日のこともわかんないでいるよ でも何かが始まる気がした 心が理解したんだ 真夏の高速道路の向こう駆け 抜けたから 僕ら今ここで歌っている 全てはこの場所で続いていくだろう