ループ

歌詞

さっきまで続いてた もう雨は過ぎ去った 晴れた空を見るとなんだか辛くなる ここに居ても良いのかなって 気付けばいつもそんな事 笑っちゃうよな 笑っちゃいたいよな 誤魔化すように話す君は 電話の向こう側 気の利いた事が言えず 無言で寝転がる僕 ねぇ あの時どんな顔してたの? ねぇ あの時もう決めてたの? 季節が移り行く風が吹いてる 今年もまたあの風が吹いてる 君がもしも記憶の奥で 消せない理不尽と対峙して 諦めようもんならきっと僕は 手を差し伸べてしまうだろう この手を解いて楽になろうが また命は廻り続けて行くから どうか君の世界は美しいままであれ さっきまで側にいた もう君は居なかった 十二分に考えた答えがそうならば 善し悪し言えたもんじゃない けどやっぱり 生きて欲しかった 生きて欲しかった あぁ あの時なんか言えば良かった あぁ あの時はもう戻らないや 浮世の日影に花を見ている 一人ずっとあの花を見ている 君が全部捨てた世界は 流れるように日々過ぎ去って 嫌でもキレイな思い出だけを摘んで きっと忘れてしまうだろう この身がいつか灰になろうと また季節は巡り続けて行くから どうか君の世界は美しいままであれ 廻り行く命よ 巡り行く季節よ 何にもないような日だから 僕は君を見ていた 君も僕もこの時代に生まれ 出逢えただけで良かった それだけで十分過ぎるのに 僕は何を求めていたんだろう 必ずいつかまた逢えるさ この想いは巡り続けて行くから どうか君の世界で美しい花が咲き 美しいままであれ