季節外れのセーターまだ 早いんじゃないのと 君が苦笑いしながら言うから 恥ずかしくなってさ まだ息も白くならない 満月が綺麗な日に 約束したのが 最後に君と会えた日だったな 少しだけ 大人になったよ つまらないこと 覚えたよ 君は変わった? 耳たぶが凍る夜に舞う ダイヤモンドダストが あの頃の僕らの思い出を 儚く映し出す 月が綺麗だった 気付かないふりをして 勝手に遠ざけてた 君が掛けてくれる言葉 毛布みたいだったな 街を照らすイルミネーション 送るはずだったカーネーション 色褪せていく いつか離れる時がきても きっと大丈夫だよ どうしても離れたくなかった 僕の隣で笑う 月が綺麗だった 君が綺麗だった