陽よけの影が 木のテーブルをゆっくり廻る 考えごとを止めてしまって 煙草はすいかけのまま 古い手紙の宛名はぼやけ たどる記憶に 見るでもなしに見てしまう 人生の翳り はるかに続く時の迷路に 身をまかせ この呼吸さえも時を刻み 僕をつれ去る 今(ここ)にとどまることはできない 今から飛び立つことはできない 木々のこずえをさすらう風に 目を細めれば 確かなものは何もない 人生の翳り はるかに続く時の迷路に 身をまかせ この調べさえも時を刻み 想いをさらう 今にとどまることはできない 今から飛び立つことはできない 今にとどまることはできない 今から飛び立つことはできない
