青白く浮かぶ街のネオンに 君が耳打ちした風のように 向こう岸に燈された灯は 手に入れてはいけないモノを 思わせる 流れる星が打つ音叉 甘く割れて散る 金色に染まる秋の雨上がり 君は立ち尽くした影のように 水溜りに残された足跡は 踏み入れてはいけない場所を 思わせる 重なる虹が打つ音叉 儚く笑って散る さあ行こうか 君が望む場所まで送るよ さあ行こうか 君が帰る場所などもうないよ さあ行こうぜ 君が望む場所まで送るからさ 急いで さあパーティーはこれから 二度とは吹かない風のように いつしか殺した影のように 落ちる果実が打つ音叉 永久に枯れて散る