灰になった夜に 為す術もなく埋もれてる僕を見て 『あなたが弱いことなんて 最初から知っていたよ』と 誰の声や視線も 針の筵のように感じていたけど 君だけは違った 泣きそうなくらいに 厳しくて優しかった 雨を祈ったら泥濘も覚悟しろ なんて言うけど 祈る気力もあるか疑わしい 手震えて途方に暮れて 声すら立てれないでいる 愁い秘めて 増えるメーデー 「行かないで」も言えなくて 消えないで 癒えないで 呼吸すらままならずにいる 全て捨てて 此処を選んで 最期になった我儘を聞いてよ 眼揺れて途方に暮れて 声すら立てれないでいる 愁い秘めて 増えるメーデー 「さよなら」も言えなくて 失せないで 僕に触れて 鼓動が駆け巡っているでしょう 不完全だって 我楽多だって 果てもない夢をみても良いだろう