きっと変わる勇気が なかったからさ いつの間にか 独り取り残されて いっそ全てが 消えてしまえばと 行き場の無い 惨めさを呪っていた ただ偶然に縋るだけじゃ それを変えるには 当然足りなくて ずっと どっちつかずを憎んでは いつの日か 救われると願っていた そうやっていつも僕たちは 何かを必死で追いかけて 手に届きそうなものを 「夢」と呼んで進むんだ そうやって出来たこの道は 目的地になんか 向いてなくて ただ遠ざかって行く ばかりだけど 続いて行く不十分な未来で 後悔も意地も憧れも 全部まだ持っていたんだ 咲き誇る空の永遠こそ 嘘偽りのない理想だって きっと信じたい ずっと強がって 生きていたから 明日が来る不安に 目を背けていた そうだっていつも僕たちは 小さな歩幅しかなくて 何度でも同じ過ちを 繰り返し歩くんだ そうやって延びたこの夢は 終点になんか向いてなくて ただ迷いながら 見上げるんだ きっとこの手では 届かなくて 無力と思い知る事が ただ怖かったんだ 大人になれず 不器用でがむしゃらな 馬鹿な一生だ でも続いて行く 不十分な未来で 後悔も意地も憧れも 全部まだ持っていたんだ 選んで着いたこの場所こそ 嘘偽りのない理想だって きっと信じたい