灰とダイヤモンド

歌詞

光の数字を 見上げ追う瞳に 傾く西日が 透かし映す琥珀色 登っているのか それとも落ちるのか 天国、地獄へ 行き先の無いエレベーター あなたのぜんぶ あたしに ちょうだい そしたら 嗚呼 どんなにか 辛い恋だと分かっているのなら 今すぐにお止めなさい いいことないわ 掻き散らす最適解の苦み ひと匙だけ 舐めた毒は隅々に回る そっと取り出す 最後の欠片なら このまま 揺らめく 赤い炎に焼べましょうか あたしのぜんぶ あなたに あげたら 何かが変わるかしら 狡い奴だと知ってしまったら もうここから お逃げなさい 碌でもないわ そう それは あなたで そして あたし 次の口付けに あなたを重ねている 瞬いて 輝いて 燃え尽きるダイヤモンド 弄った灰の中 息づいたその姿、幻でも 辛い恋だと分かっているのなら 今すぐにお止めなさい いいことないわ 狡い奴だと知ってしまったの それは あたし そして あなたに また 手向けの口付けを重ねている 灰の中に