空回り、憂い、揺れ動く 今宵月が綺麗を彩った 曖も昧に染まっていく 宛てもなく漂う 振り返り、回り、駆け巡る 頭ごなしに決めつける感情 大も体で終わっていく 白に塗られた日々 部屋の隅、灯り、消えかけた 過去を振り返っても仕方がない 今日もベッドで独りきり 変わらない未来を考えるの けどねまだ、もっと生きたくて 例え意味がないと分かってても 窓から見える朧げに 一縷希望を託したの 大人になってしまったの 言葉を飲み込む ああああ明日になって 全部忘れたいよ 僕は夏を追いかけた いつまでも子供のまんま あの日に帰る事はないよ こんな世界で息を吐くの たとえば 失ってから気付いたの 君の温もりとその傷 全部触れて 失ってから気付いたよ 君の優しさも感じなくて 独りになるんだ ごめんね いつでも僕らは大体そう 諦めることばかり増えていく 声からさきに忘れてく 顔や 肌や 匂い 全部色がなくなってく 僕の意思も君の想い出も 水のように溶けていって 泡のようになくなった 大人になって気づいたの 言葉を飲み干す ああああ明日になって 全部忘れたいよ 僕は夏を追いかけた いつまでも子供のまんま あの日に戻る事はないよ こんな世界で生きているの いつだって僕らは 遠回りしている いつだって人生は さよなら