歪んだ日々に乾いた歌を囁く 偶像を見る人がいる ベンチに座って彼は 祈りを捧ぐことはせずに 言葉の瓦礫 廃墟のようなストーリー 繰り返す話は根のない土へ 故郷を失くしたマネキンたちの宴 そう哲学はもう消える ほつれようとする非対称なカーテン 溢れ出すサイファ その隙間を開き今 全ての不条理が満ち満ちた砂漠に 零れた光を何と呼ぼう 怖がりもせず船に乗り込む リテラルなあなたの退屈な日々 姿を隠して神様を失くした今 誰を想って歌う? 消えてしまいそう 加速する旅の果て 溢れるサイファ その深淵を覗き見る 全ての不条理が満ち満ちた 砂漠に零れた 奇跡を何と名付けた? ああ君が見たその色 わからずに 消える世界と感情 歪んだ日々に乾いた歌を囁く偶像を 見る人たちはやがて気付くでしょう 『僕ら』を象っていた哲学は もう消えた ほつれようとする非対称なカーテン 溢れ出すサイファ その隙間を開き今 全ての事象が満ち満ちた砂漠に 零れた光を何と呼ぼう 消えてしまいそう 加速する旅の果て 溢れるサイファ 物語は始まりへ それで僕たちがまたこの地に帰り 掴んだ 奇跡を何と名付けよう