連日のショーと車中泊で 悲鳴を上げて軋む関節 「果たして意味はあるか味」の 飴をずっと舐めてる気分さ 引き延ばして来たせいで、 水色になった青い春を、 機材を、旅情を、楽団を 乗せて走る拘束の飢え 冷めっ放しの観客席と 掛けっ放しのサディストーション 「名前と顔だけ覚えて」なんて 吐ける奴の神経を呪った 言の葉を燃やしたせいか、 或いは単に例の飴が 喉に痞えちまったせいか、 低いステージは酸欠状態 彷徨えば飢え、 悴む夢 ぬかるむ孤独 剥がれる虚栄 没収しておくれ 方向感覚と、浅ましい自我を 暁、虫酸が暴走する 訳など無く血は沸騰する 珍道中を湿らす様に、 女々しく不安が咆哮する 夜明け前 連日のショーと車中泊で 悲鳴を上げて軋む関節 「果たして意味はあるか味」の 飴をずっと舐めてる気分さ 引き延ばして来たせいで、 水色になった青い春を、 機材を、旅情を、楽団を 乗せて走る拘束の飢え 彷徨えば飢え、 悴む夢 ぬかるむ孤独 剥がれる虚栄 没収しておくれ 方向感覚と、浅ましい自我を 暁、虫酸が暴走する 訳など無く血は沸騰する 珍道中を湿らす様に、 女々しく不安が咆哮する 夜明け前 暁、虫酸が暴走する 訳など無く血は沸騰する 奈落に怯える反面で、 不確かな程に昂揚する 夜明け前 連日のショーと車中泊で 悲鳴を上げて軋む関節