午前5時 息が白い かじかむ手を揉みながら 改札でキミを待っている どうしてだろうって 時間は遅く進む こんなときに限って いつも 小走りでキミが来た 「ごめんね」と叫びながら ボクはつい笑い転げる 「大丈夫、行こうか」 朝の誕生に立ち会うために 少し急ごう そんなできごと どれもこれも宝石さ 憶いでにしよう 大切さ 「いま」を探すのは でも いつかは追えなくなるもの 記念日なんかじゃないのに この時期の繁華街は 電光飾が競って咲く 普段はひとり きょうはキミとふたり なんだか花やいで見えるのさ そんな日常 どれもこれも星屑さ 憶いでにしよう 大抵は「いま」を走るだけじゃ 何ひとつ残らないから そんなできごと どれもこれも宝石さ 憶いでにしよう 大切さ 「いま」を探すのは でも いつかは追えなくなるもの そんな日常 どれもこれも星屑さ 憶いでにしよう 大抵は「いま」を走るだけじゃ 何ひとつ残らないから 一緒に集めた幾千万のsouvenir やがてはボクがふと消えたとしても キミを変わらずに支えていけると ボクは思うのさ 一緒に集めた幾千万のsouvenir もしもキミが不意に消えたときでも 決してボクは孤独にはしないと ボクは思うのさ