部屋に射した優しい光は だんだんと弱まっていく その光の中で暮れていく空を見てた 残暑もおだやかになってきた 過ぎ去る夏を追いかけた 街を包む初秋の風が 僕らを揺らす 人波の中立ちつくす 季節の変わり目にいる僕を 遠くから見守ってる 心がきれいな君がいた 空に浮かぶ丸い月が 道路に薄く影をつくる その影には僕の後ろを 何処までもついてきた 過ぎ行く季節の影が かすかに聞こえる足音が 静かに朝を待ってる 月明かりの中立ち止まり 丸い月を見上げる僕の 心の闇を照らしてくれる まぶしく輝く君がいる いつか君と二人で 果てしなく続く道を 何処までも一緒に 歩いていきたい