白銀の空 冷たい灰のように 舞い散る 変わり果てていく 世界に 絶望する日々 最後の祈りが 届かないと知っても 悲しみの暗闇は いつの日か 消えゆくの? 遠い日の約束も 零れて 滴り 枯れていく 音の無い場所 震える 身体を抑えていた 締めつけられる感覚 かき消せないまま 黒い夢の底 想いが 駆け抜けていく あの日見た 空の色 いつまでも忘れないで 遥か先 離れても 儚い夢で漂って 目を閉じ 夜明けを信じた 残酷な刻(とき) 背負ったままの 悪夢断ち切り 取り戻すまで 途絶えた光 探し続けた 滅亡していく代償 いつかの願いが 未来へ 紡がれていく 溢れ出す思い出に 風の音が揺らめいた 遠い日の約束を 静かに包み込んで 奪われた追憶に 僕の手で終焉を 遥か先 離れても 愛した景色を 辿っていく 白銀の空 冷たい灰のように 舞い散る 変わらないまま 記憶の 貴方が微笑んだ