さよなら 愛しき いのちよ! 亡くすのも 惜しくないほどに 汚れて 踏みつけられたから じゅうぶんね ここまでね やがて瞳に映る世界は きれいな花のように 静かな場所で眠らせて……。 夢の中まで愛して……! 触れた指先を見ていた ただ一度この夜なら 悲しまないで泣いていられた 「すべて幻?」 やがて冷たい指を絡ませたまま あなただけの痛みのこと 僕に教えてくれた日から すべて捧げこのまま堕ちてゆけ! 痛みの在処を 罪の意識を ひどく痛む胸の中の声を あまりに脆くて あと少しだけ あと少しだけ 僕の目を見て! 痛みの在処を 罪の意識を ひどく痛む胸の中の声を あまりに脆くて あと少しだけ あと少しだけ 壊れるまで……。 すべてはそう夢の中 ありもしない幻 見つけてよあたしのこと ここにいるから 愛しいあなたは毒になる あたしの肺に咲いた花も 摘んでくれると信じていた 「それも幻?」 冷たい指を絡ませたまま あなただけの痛みのこと 僕に教えてくれた日から いつかまた 会えるまでまたどこかで……。 瞳に映る世界は きれいな花のように やさしい嘘で眠らせて……。 夢の中、巡り会うまで。 瞳に映る世界は きれいな花のように 静かな場所で眠らせて……。 夢の中、巡り会うまで。