この夏が終わったら全て 忘れてしまいそうな気がして 時間なんて止まってしまえって 思っていたんだ あなたと2人で見た花火は 何よりも特別だったの こんな私でごめんね 愛してくれたあなたへ 「優しすぎるからもう少し 自分のことも大切にして」 夕日に照らされた公園で 笑いあってたんだ どうして、なんで、あのね聞いて どんな話も頷いて 笑いながら聞いてくれるところ そんなとこも好きだった そのまま抱きしめて離さないで もうこれが最後かもしれないから さよなら なんて悲しいこと言わないで また泣いてしまうから 2人の上に咲いた花火 この手紙を読んでいる頃 あなたはどんな顔をしてるかな まさか泣いてたりしないよね 意外と涙脆いのは知ってた 酔っ払った勢いでした喧嘩も お気に入りだったあのカフェも 愛したことも愛されたことも 全て忘れてしまったの そのまま抱きしめて離さないで もうこれが最後かもしれないから さよなら なんて悲しいこと言わないで また泣いてしまうから 2人の上に咲いた花火