浜辺で出会ったその瞬間恋をする 岩陰でじゃれる二つの陰が重なって 38℃のビル街 舗道を歩く 臆病なハートは破れたまま いつかきっと きっと誰かが 救い出してくれるの なんて 夢のようなこと あるわけない 夏の太陽が微笑む 眩しく笑顔がきらめく 恋の始まりに似ている 素敵な自分になりたい 灼熱の海 泳ぎ切ったら 少し背伸びの明日に 届くと信じている 涼しい木陰のベンチにひとり座って 水しぶきにはしゃぐ 子どもたちの歓声が 太陽の熱を反射するコンクリート 眩しさは今も忘れないまま これで最後 いつも思って そう 挑んできたのに だけど 今度こそは 失敗したくない 夏の太陽が微笑む 眩しく笑顔がきらめく 流れる汗が輝いて 素顔の自分でありたい 灼熱の海 泳ぎ切るから ケガは付きもの 変わってゆく私を見ていて